2007年11月14日
XOR海煙CL-86MH〈Limited〉インプレ。

我が愛竿
Megabass/XOR海煙CL-86MH
永年のバスロッドクラフトで積み上げたDESTROYERTechnologyを注入した圧倒的なハイスピードジャークを可能とする極めて鋭敏なLongShaftを開発しました。
Try&Errorを繰り返した結果、次世代のエギングShaftに必要な要素が浮上。シャクリ時には高反発力を発揮する鋭敏なVERY(胴)が餌木の移動を高速化させ、アングラーがRodを動かした瞬間に餌木が即座にダッシュする「瞬間移動」を追求。ロッドワークに対してTIME LAGがほとんど発生しないリニアな餌木のオーバーダートはハイテンポジャークをより快適にこなしエギングにおいてジャークの意味と意義をより肉付けして裏付ける行為にすることでしょう。
自然とアオリイカの活性を上げていく「鬼釣」のシャクリがこのロッドを手にした瞬間から可能になります。
尚、高荷重時には最終的に美しい満月の弧を描くフルパラボリックテーパーによって巨大烏賊の鉛のような絞り込みに対し、シャフト全体で圧倒的なトルクモーメントを発揮。余裕のやり取りが実現しました。
CLー86MHは伝統工芸を彷彿させるような竹の節をイメージしたという茶色いブランクスが美しいLimitedEdhishonとしてラインナップされている。
と、まぁ「海煙」
についてMegabassの広報担当者などがこんな感じであっちこっちの雑誌などで紹介していますね。Megabassの問題作などとも言われているが・・・。
「のへ」なりに数少ない海煙のインプレをしようと思う。
この広報文章読んでもピンとくるアングラーは少ないと思うけど実際「海煙」使用した方はビンビンに言っている事が良く判るはずだっ。
「当たり前だよ〜」
って思うかもしれないが使用した感じ「ウタイ文句と全然違う!」強度より軽さを追求し過ぎて「折れ易い」等の他社のロッドが最近市場にに多く出回っているのが現状だと思う。
使用した感じハードなブランクスの海煙はただ「硬さ」だけを感じるかもしれないがキレのいいダート、シャクリを生む為の必要な硬さ!水深約4メートルからの二段シャクリだと水面近くまで跳ね上がるの(大袈裟爆)がよく見える。※浅い所のダートマのジャークだとエギが飛んで来るので操作注意です。
感度もエギがボトムやウィードに触れたのもコルクグリップを通じ敏感に感じ取れる。しかもただ「硬い」だけのロッドなら「新子」や青森港で釣れる小型の「手首烏賊」の乗りが悪いはずだがバスロッドのトマホーク(グラスロッド)を思わせるようなティップが荷重に追従するパラボリックテーパーが解消させてくれる。ここ青森で釣れるアオリも比較的小さいのですが十分に仕事してくれてます。
ただしこの「海煙」先程も述べたがフルパラボリックテーパーなのでキャストに馴れる必要がある。リリースまで荷重を乗せるのが難しい。
ハードシャフトなので手首だけのシャクリでは手首を破壊しますので肘をグリップエンドに添えた方が良い。
そのグリップキャスト時は長くて最高だが、しゃくってると服に絡み最悪。
あとは感度が良いからって「タキオンフッキング」は厳禁。ゲソ切れます。
そしてLimitedは装飾が施されていて所有するものとしてはその美しさに満足している反面、かなり重さを感じます。
この「海煙」と自分のエギングStyleとリンクさせた者だけが必要とするロッド。
あなたも海煙で眼下の海を墨で染め上げてみては如何だろうか。
(Megabassコメントパクリ?)
終
PS
あくまでも「のへ」の使用感です。また何かわかりましたらアップします。
間もなくLightModelの「海煙」も発売される。
ライトなシャフトにあった釣り方を今度は勉強しようと企んでいる今日この頃っす。(^O^)/